服薬リマインダーを「通知」から「電話」に変えた理由

通知は見落とされがちです。まごでんわは、お薬の時間にカイくんから電話をかけ、30分確認がなければご家族の画面に知らせます。

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スマホの通知は、たくさん届きます。ニュース、宣伝、家族からのメッセージ。そのなかに「お薬の時間です」が混ざると、画面を一度見て、そのまま閉じてしまうことがあります。あとで思い出して「飲んだかしら」と迷う、というのもよく聞く話です。

まごでんわでは、お薬のお知らせを通知ではなく電話にしました。この記事では、その理由と仕組みを説明します。

通知は、見て終わりになりやすい

通知は、ほかの情報と同じ場所に並びます。ご本人にとっては、大切なお薬のお知らせも、いくつかある通知のひとつに見えてしまいます。「あとで」を押すと、そのまま忘れてしまうこともあります。

電話は違います。鳴ると、ほかのことを止めて画面を見ます。着信に出るという動作は、ご高齢の方にとっては普段から慣れた動きでもあります。

電話にすると、ひとつの動作が生まれる

お薬の時間になると、カイくんから電話がかかってきます。出ると全画面のお薬のページになり、もう一度聞くこともできます。

  1. 飲んだら「できました」を押す。
  2. 手が離せないときは「10分後にもう一度」を押す。10分後に、もう一度電話がかかります。
  3. 30分たっても確認がなければ、ご家族の管理画面に「気になること」として表示されます。

ご家族へのお知らせは、今のところ管理画面の中だけで見られます。

電話にするものと、通知のままにするもの

すべてを電話にすると、ご本人には負担になります。水分をとる、体を動かす、といった小さなことは、通常の通知で十分です。管理画面では、お知らせごとに「電話でお知らせ」か「通常の通知」かを選べます。

通常の通知は、画面に一度表示されるだけです。電話はかかってこず、ご家族に知らせることもありません。

時間とお薬は、ご家族が決める

お薬の時間と名前は、ご家族が管理画面に入力します。ご本人が画面で確認するので、「誰かが決めたことを、本人が知っている」状態になります。

お薬の袋や処方箋の写真を撮ると、カイくんは書かれている薬の名前と飲み方を、そのまま読み取って記録します。ただし、量についてのアドバイスはしません。読み取った内容は、ご家族が確認してから、お薬のお知らせとして登録します。

ご家族のための、ちょっとした工夫

アプリを入れる前から、できることもあります。

  • お薬をいつも同じ場所に置く、ケースに分けておく。
  • 朝ごはんや歯みがきなど、毎日の習慣と一緒に飲む時間を決める。
  • 飲み忘れや飲みすぎが気になったら、かかりつけの医師や薬剤師に相談する。

飲み方や量は、医師や薬剤師の指示にしたがってください。まごでんわは、それを決めるものではありません。

まだ確認していないこと

電話の着信と、実際のスマホの通知は、まだ実機で十分に確認していません。電話に出られないこともあるので、お知らせは補助として使ってください。

はじめかた

日本版は準備中です。アプリのダウンロードは、まだご案内していません。準備の流れは高齢の親の見守りに。まごでんわの準備と設定の流れにまとめています。ご家族が見る画面については、ご家族に何が見えて、何が見えないのかをご覧ください。ホームはまごでんわのホームです。