ご家族に何が見えて、何が見えないのか。見守りの同意画面の中身
まごでんわの同意画面に書かれていること、家族に届く要約と会話の文字記録の違い、同意を取り消す方法を、実際の動きに沿って説明します。
見守りのアプリで、いちばん気になるのは「家族に何が伝わるのか」だと思います。ご本人にとっては、話した内容が誰かに見られるかもしれないことが、いちばんの心配かもしれません。
まごでんわでは、最初に開く同意画面で、家族に伝わることを書いています。この記事では、その中身と、実際の動きとの関係を説明します。
同意画面に書いてあること
ご本人が最初にアプリを開くと、同意画面が出ます。そこには、次のことが書かれています。
ご家族にお知らせすること
- お薬を飲み忘れたとき
- 気持ちが落ちこんでいそうなとき
- あやしい電話やお金の話が出たとき
ご家族に通知しないこと
- カイくんとのおしゃべりの中身そのもの。お知らせに入るのは要約だけです。
同意はいつでも取り消せます。設定の画面から「同意を取り消す」を選ぶと、見守りのお知らせは止まります。
要約と、会話の文字記録は違う
ここで、正直にお伝えしておきたいことがあります。お知らせに入るのは要約ですが、ご家族は管理画面で、会話の文字記録そのものを見られます。
これは、見守りのために必要だと判断した設計です。たとえば「詐欺らしい電話の話をしていた」と要約だけ読んでも、何を言われたのかが分からないと、ご家族は適切に助けられません。一方で、文字記録が見られることは、ご本人にとって大きな問題にもなりえます。
だから、同意画面にも、この点を書いています。「おしゃべりの中身は通知しない」と書いただけでは、実際の見え方と違ってしまうからです。
同意画面を、後から書き直した理由
最初に決めた同意画面には、設計の段階で「あやしい電話やお金の話、気持ちの落ちこみもお知らせする」と書いていました。ところが、実際のシステムを調べると、当時の危険判定は、危ないお薬の飲み方しか見分けていませんでした。詐欺らしい話や、気分の落ちこみには対応していなかったのです。
そこで、先に詐欺らしい話と、気分の落ちこみを見分ける判定を追加しました。そのうえで、同意画面にその内容を書きました。順番を逆にしていたら、同意画面は実際にできないことを約束していたかもしれません。
家族に届くお知らせは、家族の画面の中だけ
今のところ、家族へのお知らせは、家族が開く管理画面の中で見られます。メッセージアプリや SMS、メールに、会話の中身が送られることはありません。
管理画面では、いちばん上に「気になること」が並びます。今日のお薬を飲んだかどうかも、ひと目で分かります。見られるのは、そのご本人の情報だけです。ほかのご家族の情報は、見えないようになっています。
カイくんが覚えることは、家族が確認してから
おしゃべりのなかで出た話題は、まず候補として残ります。家族が管理画面で確認するまで、カイくんの事実として使われることはありません。
たとえば「来週、病院に行く」と話したとしても、それが本当かどうかは、ご家族が決めます。間違った情報を覚え続けないための仕組みです。
まだ確認していないこと
同意画面の内容は、実際の判定と合わせるように作りました。ただ、実際の通話や、実機での通知の確認は、まだこれからです。カイくんの日本語での答え方も、調整の途中です。
はじめかた
日本版は準備中です。ダウンロードのご案内も、まだ始めていません。準備の流れは高齢の親の見守りに。まごでんわの準備と設定の流れにまとめています。カイくんの声についてはお孫さんの声で話す話し相手を作った理由と、その線引きをご覧ください。ホームはまごでんわのホームです。