高齢の親の見守りと特殊詐欺対策、一人暮らしの見守りアプリをどう選ぶか
一人暮らしの高齢者と特殊詐欺が増える中、まごでんわのカイくんは電話・服薬リマインダー・詐欺確認に絞りました。開発者の見方です。
日本では高齢の親の暮らしをどう見守るかが、家族の大きな課題になっています。離れて暮らす家族にとって気がかりなのは、薬を飲み忘れていないか、詐欺の電話に出ていないか、一人で元気にしているかの三つです。ここでは公的な数字を確認したうえで、まごでんわ(キャラクターはカイくん)の考え方を紹介します。以下は開発者の見方であり、行政や統計の見解ではありません。
日本版は準備中です。現在はダウンロード提供をしていません。
高齢化率は29.4%に
内閣府の高齢社会白書(令和8年版)によると、令和7年10月1日現在で65歳以上人口は3,622万人、総人口に占める割合(高齢化率)は29.4%です(内閣府 令和8年版高齢社会白書 第1章)。
同じ白書では、65歳以上人口に占める一人暮らしの割合が、令和2年の調査で男性15.0%、女性22.1%だったことも示されています(同ページ)。一人暮らしの高齢者が多いということは、家族が離れていても、日々の小さな変化に気づく仕組みが必要だということです。
特殊詐欺は増えている
警察庁の令和7年の確定値(2026年6月5日公表)では、特殊詐欺の認知件数は27,832件で前年比32.3%増、被害額は約1,423.1億円で前年比98.0%増でした(警察庁 特殊詐欺の認知・検挙状況等(令和7年確定値))。
数字が大きく増えたことは、ご家族にとっても他人事ではありません。電話が一本かかってくるだけで、本人が判断を迫られる場面が増えています。
見守りサービスの種類
見守りの方法には、いくつかの種類があります。どれが良いかは、暮らし方と家族の関わり方によって変わります。
- 電話型:定期的に電話をして安否を確認するタイプ。話し相手にもなります。
- 訪問型:スタッフや家族が定期的に訪ねるタイプ。直接顔を見られますが、人手が必要です。
- 機器型:人の動きや電気・水の使用状況を見て、異常があれば知らせるタイプ。生活のリズムを把握しやすい反面、会話はできません。
- アプリ型:家族が状況を確認し、本人に予定やお知らせを届けるタイプ。
まごでんわは、この中でも電話型と服薬リマインダーの間に位置づけています。
まごでんわの考え方
開発者は、機能を三つに絞りました。
- 電話:ホーム画面の大きなボタンは「カイくんに電話する」だけです。電話を受けて話すという、長年使ってきた動きに合わせました。
- 服薬リマインダー:時間になると、カイくんから「電話」がかかってきます。画面には薬の案内が大きく表示され、「飲みました」か「10分後にもう一度」を選べます。時間と薬は家族が設定し、本人が確認します。30分経っても確認がない場合、家族の管理画面に注意の通知が出ます。水分補給など軽い通知は、電話ではなく通知だけです。
- 詐欺かどうかの確認:「カイくん、これ本物?」と聞くと、まずは情報源を調べます。確かな根拠がなければ、わからないと答えます。警察官をかたる電話や、お金の振込を求める話には「詐欺の可能性が高いです」と伝え、警察相談専用電話(#9110)などを案内します。
#9110 は、愛知県警の案内では「警察相談専用電話」として、緊急の場合は110番と案内されています(愛知県警察:特殊詐欺に関する相談窓口)。
家族の管理画面では、要約と注意が必要な項目を確認できます。会話の文字記録も見られることは、同意画面にも書いてあります。本人はいつでも設定から同意を取り消せます。
カイくんはパソコン上の「AIアシスタント」であり、ご本人ではありません。電話の代わりにもなりません。
現在の状況
まごでんわの日本語表示は整えつつありますが、カイくんの応答はまだ調整中です。日本版はまだ公開していません。
はじめかた
- 日本版は準備中です。
- ホーム画面は まごでんわ トップ からご覧いただけます。
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